“優れた言動の人”に変わるためには

こんにちは、スピーチトレーナー高津和彦(こうずかずひこ)です。

最近、僕を感動させた受講生のエピソードをお話します。

 


ベストスピーカー講座は東京・大阪に加えて、名古屋でも開催している。
月一回のペース。名古屋市青少年文化センターという公共の施設を借りての開催なのでどうしても制限がある。が、志高い受講生たちが、毎月集まってくる。

先日の名古屋講座の開始前、これまで2回受講されたAさんが訪ねてこられた。
市役所に勤められる公務員。


みなさんは、僕の前々々回ブログで、コリン・パウエル元米国国務長官の著書
「リ-ダーを目指す人の心得」を引用して、記事にしたのを覚えてますか?
Aさんは、その内容に感動したとおっしゃって、久しぶりに会いたいと。
そして今度、市議会で答弁するので、ポイントを聞きたいと。


理由はともかく、わざわざ会いに来てくださるというのが嬉しいじゃないか!
それも講座開始、朝の9時、ほんの数分をめがけて来てくださるとは。

で、当日、積もる話、ひとしきり話して。
市議会の話をお聞きして。
別れ間際に、
「パウエルの本を買ったから、これに先生のサインを下さい!」

え~っ!

僕が書いた本じゃないのに。
僕がちょっと内容に触れただけで。
わざわざすぐに買って!
それをすぐ読んで!
それを持参してサインを!
とは。

一筆言葉を添えてサインをした。


嬉しかった。


今週のポイント。

ブログをちょっと読んだだけで、すぐそこまで行動に移す。
その行動力。

みなさんはどうでしょうか?
Aさんのように、僕に挨拶に来いと言っているのではありませんよ。


僕が言いたいのは、
たぶんAさんは、どこでもどんな時でも、こんなふうにパッと感動して、すぐ行動に移しておられるのではないだろうか。

それが今回はたまたま対象が僕だったと思います。


話し方にも同じことが言える。

パッと感動する。
すぐに伝える。
行動する。

当然、その人が話すこと、その内容は感動を呼ぶ、
と予想できませんか?

僕自身もお手本にさせていただきます、Aさん!


と、この原稿を書いている時に、メールの着信がありました。
Aさんから。

「先生、先日はどうもありがとうございました。
先生にお会いできて、すごいパワーをいただきました。
今、議会答弁に向けてがんばっています。絶対成功させます。」

僕の「先日はわざわざ来ていただいてありがとう!」のメールに
対しての返信だったんだけど。


みなさん、

物事に感動しましょう。
そして行動にサッと移しましょう。
言動が変わってきます。

これを日々やる人としない人との差はどうでしょうか?
 

 

【関連サイト】
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