共感されるプレゼン-2

こんにちは、スピーチトレーナー高津和彦(こうずかずひこ)です。

前回に引き続き、"共感されるプレゼン"論を展開します。

 


前回のブログで「共感されるプレゼン」の一例として、最近のベストスピーカーの受講生の
"プレゼン大成功の報告"談を紹介した。

それは800人の医師に向けたプレゼンテーション。
金額に換算すれば1200万円のプロジェクト! 
そしてプレゼンしたその受講生は、いわば、"1200万円プレゼンター!"、すごい人だと。
プレゼンテーションでは具体的数値を提示することで、より共感度を増すと説明した。


ここでちょっと視点を変えて、そのプレゼンセミナー実施の背景を考えてみよう。

 

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共感されるプレゼン-1

こんにちは、スピーチトレーナー高津和彦(こうずかずひこ)です。

ある受講生のプレゼンエピソードから、僕の"共感されるプレゼン"論を2回にわたってお話します。

 


ベストプレゼン修了生がメールしてくれた"プレゼン大成功の報告"を、先日の講座の中で事例紹介として話した。


その報告とは「800人の医師に向けたプレゼンテーション」。

金額に換算すれば1200万円のプロジェクト! 
つまりプレゼンしたその受講生は、いわば、"1200万円プレゼンター"
すごいでしょ?!

その修了生はすごい人なんだよと。
そして、皆さんもそうなれるんだと。


つまりプレゼンでは"具体的数値を提示"することで、より共感度を増すことを、この事例で説明したのだ。

 

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日本人としての正しい敬語

こんにちは、スピーチトレーナー高津和彦(こうずかずひこ)です。

今回は今年最後のブログです。
1年の締めくくり。日本人としての正しい敬語について考察しました。

 


「ネギを入れさせて頂いてよろしいでしょうか?」

こんな言い方はおかしい!という記事が新聞に出てたよって
友人が教えてくれた。ラーメン屋での店員の声掛けだという。
ほんと、おかしいよね。


でも僕がまず思ったことは…、
「一億総敬語、持って回り表現」にどっぷりつかっている今の日本において、
まだこう感じる人もいるのだということ。そのことに安心した。


では、なぜおかしいかを分析しよう。

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“面白い”の構造

こんにちは、スピーチトレーナー高津和彦(こうずかずひこ)です。

「なぜ何回も、同じ落語を人は聞きに行くのか」から、"面白い"の構造を分析します。

 


僕は落語を演じる。もう趣味の域は超えていると思う。
先月も2か所で演じた。
2回とも「さすがですね」と言われた。

僕には常に「しっかり評価を得るためにはちゃんとやらないと」という気がある。
でないと下手なアマだと思われてしまう。

プロの師匠から直に教わった僕としては、師匠の名を辱めないためにもそれは避けたい。
だから2回とも大きな拍手をもらえたことで安堵している。


実は依頼されたのは1か所からだけだった。

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気を伝える

こんにちは、スピーチトレーナー高津和彦(こうずかずひこ)です。

擬態語にまつわるエピソードから、今回は「気を伝える」ことを考察します。

 



ベストスピーカーのスタッフ、Aさん。
彼女は最近、肩が凝ると言って接骨院へ通っている。

その先生、まさに名医。マッサージをする時、ツボをドンぴしゃと当てる。
が、患者の方は、痛いツボをギューギュー押されるから自然に身体に力が入ってしまう。
でも患者さんの身体に力が入っていると効果が出ない。

そりゃそうだろう、揉みほぐそうとしているのに筋肉に力が入っちゃうんだから。
それに揉む方にとってもシンドイ。


そこで、その先生は常套句を発するのだが、
それが、

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