どう質疑応答力を鍛えるか

こんにちは、スピーチトレーナー高津和彦(こうずかずひこ)です。

よく受講生から頂く質問、「どう質疑応答力を鍛えるか」についてお話しします。

 


先日、ある受講生の方から、プレゼン成果の報告と質問を頂いた。

曰く。
パワポを使って発表する機会があり、最後まで一度も詰まることもなく話すことができた。
が、質疑応答で、質問というよりは感想を述べられ、それに対して何と返したらいいか咄嵯に言葉が出てこなかった。

僕の回答は。
「そう、質疑応答、長~い自分の感想言うのがいるよね。
それは、セミナーでやった、あの"話に割って入る訓練"、あれを生かそう。
相手の話にちょっと隙ができた時、『で、ご質問は?』って、間髪入れずパッと言う。
その瞬発力と勇気。ふだんから試そう!」


話、変わって。
 

昨日、剣道の稽古を一緒にした女性剣士Aさんの話。

トイレで順番を待っていて、Aさんの前の人が、自分の番が来てトイレの中に入ったら
土産物の置き忘れを発見した。その人、すぐ出てきて「あ~、これ誰のかなぁ…」
ってつぶやいた。


それを受け、「私に言われても困る」と思ったAさん、
「今出た人が忘れたんだから、まだトイレから出ていない!」と思って、
即、
「誰かお土産忘れてませんか?!」
手洗い場の方に向かって皆に大きい声で言った。


そうするとすぐさま「あ、わたし、わたし!」って、
その中の1人から戻ってきたという。

その"つぶやき"嬢は、忘れた人が見つかって嬉しくなり思わずニッコリ、
「お土産、食べちゃいますよ~」って軽口を言った。


良い話でしょ。


それもこれも、その女剣士、Aさんがパッと判断して即、声に出して言ったから。
さすが剣士。
瞬間をとらえる。


しかし、この"瞬間をとらえる"が、なかなか難しい。
勇気が要る。
声に出す勇気。

そう、これが、質疑応答でパッと、
「で、質問は何でしょうか?」
って即、相手を遮って言う勇気とかぶったのだ。

 

つまり常に、一瞬で声を出して反応する自分自身を確立していないと、
いざその時になって、「あっ…と・・・。言うべきか?どうすべきか?」と
躊躇しているうちに声に出す機会を逸してしまう。
そして考えれば考えるほど声が出なくなる。


僕はこの対策法として、
 1-他人の会話にパッと割って入る勇気と技術を持つ
 2-挨拶でも何でも、自分から声を出すようにする
 3-感想でもいいから、とにかく一言いうこと
をベストスピーカー/ベストプレゼンの講座では指導している。


そうすると「すぐ声に出す」の敷居が低くなる。
結果、躊躇しなくなる。
会話も躍動してくる。


ぜひやってみてください。


それができたら、前出のトイレで、
瞬間、パッと手を出して、忘れた人に
「はい、2割、ちょうだい!」って言えますよ(笑)。 

 

【関連サイト】
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