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高津和彦のプレゼンテーション分析 [7]

ストーリー構築のアプローチ(1)

ストーリー展開パターンとして、「起承転結」、「序破急」、「導入/本論/結論」、「現状/分析/結果」などの様々なフレームがある。あなたのプレゼンの目的に沿って、どのフレームを採用し、ストーリーをどう入れ込んでいくかを決定する。

プレゼンのストーリーを作っていく際に、よく見受けられるのは、制作者の考え方が思い込みによって硬直化していることです。

瞬間的に思いついた一つの側面からしか捉えていないため、ストーリーがワンパターンになる。聞き手に対応した作り込みになっていないことが多いのです。相手や目的に応じ、さまざまな角度から見て、その組み立てを考えていくべきです。

プレゼンの目的・内容を一般化し、そのストーリー構築方法を教えるのは、非常に漠然として理解しにくいこと。それはプレゼンが、研究発表から、企画、製品の説明、サービスの案内、企業の営業など個々の違った目的を持っているからです。

そこで僕が考案した「桃太郎プレゼン法」を使って、ブレーンストーミングをしながらプレゼンのストーリー構築の具体的アプローチを考えてみましょう。

この手法を応用したプレゼンのストーリー作りができると、「これまでと全く違った聞き手に沿ったオリジナルのプレゼンになってくる」と、ベストプレゼン受講生の皆さんも活用してくれています。

まず最初に、昔話「桃太郎」のあらすじを事象別に列記しましょう。
つまり分析です。

[1:背景]
昔昔。ある所におじいさんとおばあさんが住んでいました。

[2:事の起こり]
ある日、川から、大きな桃が流れて来ました。
桃の中から元気な男の子が飛び出しました
桃太郎と名付けて二人はこの子を育てました。

[3:展開]
おじいさんとおばあさんの村には鬼が出て人々を困らせていました。
大きくなった桃太郎は鬼ヶ島へ鬼退治に出発します。
鬼ヶ島への途中、犬、猿、キジを家来にします。
桃太郎は鬼に戦いを挑み鬼たちを降参させました。

[4:結果]
鬼はもう二度と村を襲わないと約束しました。
勝ち取った宝を村に持ち帰り、村は平和になりました。

次に、あなたがどの角度からプレゼンするかを考えます。これがストーリー構築の第一のアプローチです。プレゼンの目的によっていろいろなパターンが考えられます。

(以下、桃太郎プレゼン法-2に続く。)


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