心構えを「ポジティブ」に

こんにちは、スピーチトレーナー高津和彦(こうずかずひこ)です。

最近の気候不順時に、自分の行動体験から得た考えをお話します。

 


大阪市内に出向くときは歩いて行ける最寄りの各停駅よりも、少し離れた特急停車駅まで、いつも自転車で行く。3km弱の距離だけど、特急に乗る方が断然早いから。
 
先日も午後からの外出。
知人に頼まれていたものを渡すために大阪・難波まで。
ちょっとかさばるけど何とか自転車の荷カゴに入るから問題ない。
 
ところが12時-18時の降水確率は80%。
時刻は午後1時。でもまだ雨は降ってきていない。
この機を逃さず、荷物用のビニールカバーを忍ばせ即出発。

 

途中、降るなよ~!
神様、お願いします。
荷物さえ濡れなければいい。
帰りは自分の身一つ、レインウエア着てるからなんとかなる。
晴れていることは望みません!
 
帰路につき。
5時半、あれっ!まだ降ってない。
やった、今のうち、自転車で突っ走るだけだ。
そして雨に降られることもなく、無事帰宅した。

 

で、このエピソードから導き出されること:
 
「常にポジティブに」
 
昨今、日本を覆う合言葉、
「安心、安全、確認、許可」
 
全てにこれが適応される。
一方、僕は、
「ポジティブ、即実行!」
 
例えば、降水確率80%、ほぼ降るでしょう。
でも安全見て近くの駅に歩いて、普通電車で行くと時間がかかる。
それで雨が降らなきゃ気分も悪い。
 
逆に。
「何があっても大丈夫だ。私は乗り切る。出来る!」

 

こんな気持ちをいつも持っていると、
それが、結果、前向きの姿勢、つまり、
 
「ポジティブ」
 
につながっていく。
 
その良さ、皆さん、分かりますか?
 
ポジティブな人は何ごとに対しても積極的。
 
行動も、考え方も。
それは見ていても聞いていても気持ちがいい。
元気が出る。
勇気が湧いてくる。
人が「元気をもらった」って言ってくれる。
 
「もう死にそうだ~」っていつも言ってる人と会っても元気は出ない。
 
反対に、「もうだめだ~」って言ってる人に、「元気、出せよ!」って言える人は元気ある人。
その言動が人の元気を呼ぶのです。
そして人に喜ばれるのです。

 

ところで、そのポジティブさ、
「よ~し、やってやるぞ!」は、いつも普段からパッと思えないと、
大事な時になって、降って湧いたように
「あ、そうだ、よ~しやってやるぞと思えばいいんだ」
なんて思えるわけがない。
 
万一、思えたとしても、もう片方の”普段のあなた”が
「ダメに決まってるじゃん!」って、すぐに否定にかかる。
 
そう、普段から思えて、思ったらスッと信じて行動できるくらいでないとだめ。
自分で打ち消すことなく。自然に。
 
ポジティブでない人は多分言うでしょう。
「失敗するかもしれないよ」って。

 

でも失敗するかもしれないけれど、その危ない時になって、その直前、
「なんとかなる、できる!」と信じて思うことができたら、
道が開けてくる。
その可能性は大きい。
 
そういう人はそこから努力をしていきます。
それが人を前進させる。
 
考え方は信じ方によって変わる。
やってみてください。
 
いつも心構えを「ポジティブ」にしましょう。

 
 

【関連サイト】
スピーチ力向上:アドバンス講座 [A]―スピーチスキル-臨機応変力/展開力

プレゼン力向上:アドバンス講座 [C]―スピーチスキル-プレゼントーク/組立
 
【ベストスピーカー講師・高津和彦の新著】
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