拍手で終わる質疑応答

こんにちは、スピーチトレーナー高津和彦(こうずかずひこ)です。
先日、電鉄大手の関連会社の皆さんに対し講演を行いました。
プレゼンやスピーチで人前で話す時の参考になるので、この講演への所感をお話します。
 


先日「コミュニケーション力は会社の力」と題して、関西のある大手電鉄系会社で90分講演をした。
聴衆はトップ層を含め、大部分は技術系の人たち約200名。

壇上に立った時、会場全体にまじめな空気が漂い
「温めるのには手ごわいぞ」という感じだった。

案の定、なかなか話に乗らない。
「ノリ悪いなぁ、そんなことで電車に乗れるの?!」って言っても、大半がシラ~、よくてもクスクス止まり。
後ろの方では下を向いたりしている人もいる。


負けられない。
"こっちを見ろ!"パワー 全開で、みんなに視線を投げ続けながら話をする。


その僕の「気」が徐々に会場に浸透していく。

最後、
「コミュニケーションこそが、あなたの職場を、会社を良くするっ!」
で、締めくくると大きな拍手が起こった。
が、ここで喜んではいられない。

質疑応答、これで決めなくては成功とは言えない。
 

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トップに立つ、リーダーの役目

こんにちは、スピーチトレーナー高津和彦(こうずかずひこ)です。

先日の大阪のベストスピーカーセミナーで、僕の心を刺激する話が飛び出しました。


ベストスピーカーでの雑談タイムで、みんなを「へぇ~」と言わせた人がいた。
その男性はだんじり祭りで有名な大阪・泉州に生まれ育った人。
 

同じ大阪にいて僕も全く知らなかったが、泉州では年間の生活が秋の祭り中心で
進んでいる。それはオフシーズンから。
男連中は「寄り合い」と称して、4月頃から仕事のあと毎日集まる。
嫁はそれを文句も言わず(実は言ってるが~)、旦那を見送る(ことになる)。

何をするかというと、昨年のだんじり祭りの録画ビデオを繰り返し見て、
講評しあうというのだ!!
何を?何回も?何のために?
その疑問に対する解答はそれぞれにあったのだが・・・。


しかし。
僕が注目したのは、実地予行練習でだんじりの山車の代わりに、トラックを引っ張るという話。
 

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プレゼン、選ばれなければ意味がない

こんにちは、スピーチトレーナー高津和彦(こうずかずひこ)です。
先日の東京でのベストプレゼンセミナーでとてもいい発言をされた方がいました。今回はその話を。

 



先日、東京開催のベストプレゼンセミナーに、関西から朝一番の飛行機で来られた人がいた。
やはり意気込みが違う。

「誰かこの文を読んでください」っていうと、スッと手を挙げて読んでくれる。
「さぁ、プレゼン、1人1人やってもらおう、誰から?」っていうとスッと1番に出てくる。

それが人を出し抜いてっていう嫌味じゃなくってイイ感じでサッと行動に移される。


そして、最後の自己プレゼン、ビデオ撮影で彼女が言った言葉は:

「先生のメルマガに、
プレゼンは選ばれなければ意味がない』と書かれてたのが心に響いてました」

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誰も分からなかった「伝わらない」の原因

こんにちは、スピーチトレーナー高津和彦(こうずかずひこ)です。

声も良い、内容も良い。なのに「伝わらない」「感動を呼ばない」。
何が問題なんでしょう? 
今回はその"大変重要なひとつ"について話します。


 

「伝わらない」

みんな、よく言う。

 

ちゃんと声が出てるのに。
内容も深いのに。

でも、
聞いてもらえない。
喜ばれない。
拍手が出ない。

気が付いていない項目をひとつ  ― 大変重要なひとつ。

それは「表情」

先日、ベストスピーカー受講者の「あっ、そうだったのか~!」
という声があったから、思いを強くした。

 

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「ノリの良さ」が大事

こんにちは、スピーチトレーナー高津和彦(こうずかずひこ)です。

しばしば、就職面接に関する特別講演を依頼され、大学に伺うことがあります。
今回はそこから感じた事をお話しします。

 


 

僕は、ベストスピーカー/ベストプレゼンの講座において、「1回の受講で結果を出します」とうたっている。

だから毎回、一期一会の気持ちで、
 1-可能な限り短時間で心を開いてもらい、
 2-納得してもらい、そこへ
 3-技術の指導を注ぎ込む、

ということを日々行っている。

そもそも「話す」ということは、心が開かれないと、
いくら技術を習得しても実生活で役立たない。
だからスピーチやプレゼンを指導している中で「気」(=心)の持つ要素が大であるということをいつも言っている。

もっと厳密に言うと「ノリの良さ」だ。

 

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