言葉に表される国民性

こんにちは、スピーチトレーナー高津和彦(こうずかずひこ)です。

最近の読書から、日本語についての気付きをお話します。

 


谷崎潤一郎の「文章読本・完」を読んだ。

僕はかねがね、
「文豪は書くことが仕事だが、いったい日本語をどのように考えているんだろう。」
単純にこう思っていたところ、この書に出くわした。


裏カバーに、本の紹介。

日本語の特色、それは谷崎の言として;
「言葉の数が少なく、語彙が貧弱であるという欠点を有するに拘わらず、己を卑下し、人を敬う言い方だけは、実に驚くほど種類が豊富でありまして、どこの国の国語に比べ…」(本文引用)


そうか、昭和9年に、既に彼はこう喝破していたのだ。

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コミュニケーションを向上させるには

こんにちは、スピーチトレーナー高津和彦(こうずかずひこ)です。

最近のIT状況について、"ベストスピーカー的"考察をお話しします。

 


先日、友人のAさんと一緒にいる時に、AさんのLINEにメッセージが入ってきた。
差出人は、4年前に仕事でAさんが知り合って、その後は付き合いの無い人。


Aさんはメッセージチェックしてから、怪訝そうな顔で
「高津さん、ビットキャッシュって何?」と聞く。

そのLINE、書かれていたのは、
「今からコンビニに行ってビットキャッシュを2000円分買ってきてくれませんか?」


まさに、うわさに聞く"ビットキャッシュ詐欺"だ!
 

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日本人に今、求められること-1

こんにちは、スピーチトレーナー高津和彦(こうずかずひこ)です。

今回は大きな視野に立ち、日本人に今、求められることについて述べます。

 


突然ですが。

今の学生は真面目です。

幼稚園児から大学生まで。
特に成績のいい子は。
言われたらきっちりやる。
それが良い子だという教育によって。

ところが言われなければ何もしない。
"自から考えて実行する"点について、教育は重きを置いていないように見える。

だから、何をしていいかわからない。
そんな「子」が多くなってきている。

そして、このように無意識のうちに「子」という言葉が出てしまう。
それは大きくなっても成長していないという印象を受けるからだ。


話を戻して。

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“通じる”話し方

こんにちは、スピーチトレーナー高津和彦(こうずかずひこ)です。

先日アメリカから25年ぶりに友人の訪問を受けた。その時に感じたことを。

 


まだサラリーマンだった青年時代、仕事やプライベートでよく海外に行ったものだ。アメリカ出張の折、日本を飛び出しニューヨークで頑張っている友人を訪ねたりした。
そんな時、久しぶりの再会で、友人がホームパーティで歓迎してくれた。

そこで出会ったニュージャージーに住む東京出身のAさん。
NY在住の日本人を対象に保険代理店を経営している。
物静かだが、一国一城の主だけに気骨ある男性。
その場で親しくなる。


その後、お互い忙しくてやりとりが途絶えていた。
が、先日、突然の電話。
リタイア後の家探しにアメリカから帰ってきているという。
即、会おうということになって、オフィスに招く。


Aさんは2年後の引退を見据え、年間で日本4割、ハワイ4割、ニュージャージー2割で暮らすという計画を話してくれた。

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表情ひとつで相手の気持ちも変わる

こんにちは、スピーチトレーナー高津和彦(こうずかずひこ)です。

先日のある出来事から悟った教訓をお話します。

 


先週と今週・再来週は在大阪で、ベストスピーカー/ベストプレゼン指導中。
といいつつも、週末土曜は名古屋での講座だった。

その中で、指導前の「Beforeのビデオ録画」を見て、受講生に
表情の重要性について解説した。
それは、表情においては普段から気持ちの変化がパパッと顔に軽く出るよう、筋肉が即座に自在に動くことが必要だということ。


そのことで一つのエピソードを思い出した。
それは少し前、コンビニに立ち寄った時の事。

レジで、店員さんが「抽選できますのでどうぞ!」と抽選箱を前に出して言ってくれた。

僕はその時、「これまでに何回もやったが当たったことが無い」ことがパッと頭に浮かんで。
瞬間的に口に出た言葉は。

「くじ運悪いからいいよ~」
と断ってしまった。


と、その時。
横のレジで同じ言葉に対して、別のお客さんの反応。

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