「話が続く」とは‐2

こんにちは、スピーチトレーナー高津和彦(こうずかずひこ)です。

前回に引き続き「話が続く」についての考察です。
 


話を続けるためには、「話を盛り上げよう!」と言ったが・・・。


なんでも盛り上げる方向にまっしぐらだと、話が一方的になってしまって、
お互いの意見に大きな齟齬をきたしたとき、差異がより大きくなってしまう。

だからその反面教師として。

「小さな違和感も、優しく受け入れよう」


これが今回のテーマ。

 

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「話が続く」とは‐1

こんにちは、スピーチトレーナー高津和彦(こうずかずひこ)です。

今回は、皆さんからよく聞く悩み、「話が続かない」について分析します。
 


「話が続かない」という言葉をよく聞く。
どういうことだろうか?


具体的には:
 1-話を続けようと相手に思われない。(から続かない)
 2-話題が出てこない。(から続かない)
 3-自分が話をしたくない。から続かない、これは除外しますね。


問題となるのは、
「なぜ相手にそう思われるか」。

それは、話が、"相手(聞き手)の思う通りに進まない"というのが多分にある。

 

先日の話。

僕が話を盛り上げようとして、
「ドイツへ7日間、バラを鑑賞する旅、いくらだと思う?」

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“前に出る行動”がもたらすもの

こんにちは、スピーチトレーナー高津和彦(こうずかずひこ)です。

行動力の重要性について感じさせるエピソードがありました。
今回はその話を。
 


先日、突然かかりつけの歯科医院の女医先生からメールが入った。
今度、母校で講演をするので話し方を教えてほしいと。

実はこの女医先生は僕の担当医ではない。
でも僕の担当医から聞いて、僕がスピーチトレーナーということは先刻ご承知。

彼女は日頃から好奇心旺盛の即行動の人。
だから深い面識もないのに、こんなふうにパッと思いついて行動に移せる。

すばらしい!

もちろん、僕はすぐさま電話をかけて、スピーチ指導の概要を説明をした。
そして次回の診療時に拙著を持っていくことを約束した。
 

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新著が出版されました!

こんにちは、スピーチトレーナー高津和彦(こうずかずひこ)です。

このたび僕の新著出版されました。これに関する様々な背景をお話しします。

 


先日、9月6日、全国のメジャー書店や、アマゾンなどのWEB書店で、
拙著「スピーチや会話の『えーっと』がなくなる本」(フォレスト出版)が出版された。

ぜひぜひ本屋さんで手に取って見てください!
手に取ったらあなたの指紋が付いてしまった。もう買うしかない(笑)。
躊躇することなく、スッとレジへと向かおう!

内容についてはアマゾンの"6点のイメージ"で目次を見ることができます。
https://i-magazine.jp/bm/p/aa/fw.php?i=bestspeaker&c=43&n=__no__


僕の友人の一人、理系の博士曰く、
「現役の方には非常に有用な書物であり、社会での人生を大きく左右するプレゼンテーションには欠かせないのでは」
と言ってくれた。日頃から頻繁にプレゼンする人、自らがそうのたまう。


ところで。
この本の出版の話は、前回のメルマガにも書いたように、出版社の方が
僕に著述を打診してくれたことに始まった。

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“自分の頭”で答えを見出す

こんにちは、スピーチトレーナー高津和彦(こうずかずひこ)です。

今回は、ある知人のエピソードから展開していった所感をお話します。

 


5年間のオランダ駐在から帰ってきた知人がいる。
滞在期間中、その娘をオランダの幼稚園に入れた。国際感覚を育てるため。

当然、娘はオランダ語は分からない。
だから、「トイレに行きたい」のオランダ語のみ覚えさせて。

彼女は最初はすごく苦労した(?)ようだ。伝えたいことが伝わらないと言ってよく泣いて帰ってきたらしい。しかし先生がすばらしい。オランダ語で根気よく優しく話しかけ、普通にコミュニケーションを取れるようにまでしたのだから。


が、今ここで、その教育方法を論じようというのではない。


その帰国後の出来事。

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