「話が続く」とは‐1

こんにちは、スピーチトレーナー高津和彦(こうずかずひこ)です。

今回は、皆さんからよく聞く悩み、「話が続かない」について分析します。
 


「話が続かない」という言葉をよく聞く。
どういうことだろうか?


具体的には:
 1-話を続けようと相手に思われない。(から続かない)
 2-話題が出てこない。(から続かない)
 3-自分が話をしたくない。から続かない、これは除外しますね。


問題となるのは、
「なぜ相手にそう思われるか」。

それは、話が、"相手(聞き手)の思う通りに進まない"というのが多分にある。

 

先日の話。

僕が話を盛り上げようとして、
「ドイツへ7日間、バラを鑑賞する旅、いくらだと思う?」

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話し方を極めるには

こんにちは、スピーチトレーナー高津和彦(こうずかずひこ)です。

今回は、幕末維新の先達のことばから、話し方を考察します。


皆さんが勉強しようとしていること、私が学んでほしいと思っていること、
それは、
「話し方」だ。


では何のために「話し方」を勉強するのか?

それは自分の思っていること、考えていることを「伝えるため」
そのための行動の第一歩、それは、
「思いがある」、「考えがある」こと。

まず、思っていますか?
考え、ありますか?

これらが無ければ、伝えようにも伝える内容が無い。
また、これらが揺れれば、伝える内容が揺れてくる。

ここで「揺れる」というのは、
弱くなる、
弱体化する、
決まらない、ということ。

これが今、とても多い。


そこで今回は幕末の傑物、勝海舟に登場していただきます。

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“自分の頭”で答えを見出す

こんにちは、スピーチトレーナー高津和彦(こうずかずひこ)です。

今回は、ある知人のエピソードから展開していった所感をお話します。

 


5年間のオランダ駐在から帰ってきた知人がいる。
滞在期間中、その娘をオランダの幼稚園に入れた。国際感覚を育てるため。

当然、娘はオランダ語は分からない。
だから、「トイレに行きたい」のオランダ語のみ覚えさせて。

彼女は最初はすごく苦労した(?)ようだ。伝えたいことが伝わらないと言ってよく泣いて帰ってきたらしい。しかし先生がすばらしい。オランダ語で根気よく優しく話しかけ、普通にコミュニケーションを取れるようにまでしたのだから。


が、今ここで、その教育方法を論じようというのではない。


その帰国後の出来事。

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人前で話す姿勢

こんにちは、スピーチトレーナー高津和彦(こうずかずひこ)です。

先日、あるSNSでの意見に共感しました。そこから発展した考察をお話します。スピーチ、プレゼンの際にも役立つ考えです。

 


僕は、アマチュアピアニストの演奏会に名を連ねている。
自ら演奏会を主宰したり発表会に出ることはあるが、ほとんどは無償で
弾くことが多い、という人たち。
が、素人とは言え、プロ並みの素晴らしい演奏をする人もたくさんいる。
ただ演奏会でお金を取っていないだけ。

そこで知り合ったピアニストAさん。
男性、ブギウギの名手。
いろんな場所で演奏して好評を得ている。

 

そのAさんが、SNSにアマチュアピアニストへの思いを書かれていた。

それは一言で言うと、

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「才能」と「成功」の関係

こんにちは、スピーチトレーナー高津和彦(こうずかずひこ)です。

今回は、「成功するには、才能が必要か」について考察します。

 


ベストスピーカーで学ぼうという人。

話すことはそこそこできているが、さらに上を目指したいという人は少ない。

ほとんどの人は、
話すのが苦手。
大勢の人前で緊張する。
これまで人前で話す機会を避けてきた。

そんな人たちだ。

でも、それはもっともなこと。
なぜなら。
これまで大勢の前で話すことを教えてもらってきていないんだから。

 

そこで、僕はこう思う。

 

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