「才能がある」ということ

こんにちは、スピーチトレーナー高津和彦(こうずかずひこ)です。
今回は、話し方の上達の直接の話題ではないですが、「上達する」視点から見て非常に関連した話をします。

 


僕はいろんな集まりでピアノを弾くことがある。

やはり音楽があると場が盛り上がる。
それに、主催者が弾いてって言ってくれてるのだし。

だから僕は責任を感じて「聴かせ」ます。
最大限に。


なぜなら、ぼくを知らずに来ている人が、僕の演奏で気分が良くならなければ
何のために弾いたかわからない。
主催者に迷惑をかけることになる。

だから頑張る。

(さらに…)

日々のトレーニングはウソをつかない

こんにちは、スピーチトレーナー高津和彦(こうずかずひこ)です。
ベストスピーカー修了生から、先日すばらしい報告を頂きました。
たいへん教訓的示唆に富むものなので紹介します。

 


====== 引用 ======

高津先生

一年以上前に先生にマンツーマンでトレーニングを受けたAです。
先月、姪の結婚披露宴で乾杯のスピーチをしました。
国際結婚だったので、日本語と英語で交互にそれぞれ2分程度、合わせて5分程度の話をしました。


披露宴が終わって、会場の外で新郎新婦とのあいさつが終わって、帰ろうとした時です。
新婦の何人かの友達から、「乾杯のスピーチとても感動しました」と言われました。
 

(さらに…)

「伝わらない」のメカニズム

こんにちは、スピーチトレーナー高津和彦(こうずかずひこ)です。
受講生の皆さんから「どうしたら伝わるんでしょう?」とよく聞かれます。
そこで今回はそのメカニズムについてお話します。

 



なぜ、「伝わらない」か?


たくさんの要因はある。
例えば、
1-声が小さい
2-滑舌が悪い
3-声に変化がない
4-表情が悪く聞く気にさせない
などなど。

でもやはり最大の要因は、
「文の内容が複雑で、聞いて把握できない」こと。

そして、その原因。
それは、

自分で複雑にしている」のだ。


例を上げよう。

(さらに…)

「流暢な話し方」を目指す?

こんにちは、スピーチトレーナー高津和彦(こうずかずひこ)です。

ベストスピーカー/ベストプレゼンの受講生から頻繁に聞くこと。
「『流暢』に話せるようになりたいんです」。
今回はこれについて考察します。

 


自分のなりたい姿。
それは「流暢に話せること」と言う人が結構いる。

スラスラ話したい。
スムーズに話したい。
淀みなく話したい。

これらみんな、流暢と同じイメージだ。


確かに「立て板に水」という言葉もある。

しかしこれは僕は絶対に奨めない。
これを目標にしてはいけない。

 

なぜか?

(さらに…)

自己紹介は”自己プレゼン”

こんにちは、スピーチトレーナー高津和彦(こうずかずひこ)です。

ベストスピーカー/ベストプレゼンのセミナー受講時、最初に自己紹介をして頂きます。
その際、いろいろなパターンや話しぶりがあります。
それは非常に興味深い事象なので、今回はこれを考察します。

 


自己紹介。

大勢の前で話す、いわば "自己プレゼン"だ。


人がこれに臨む際、いくつかのパターンに分類できる。

1-「え~、何で?はずかしい」が大半。
2-「言われたから、しかたなく右にならえだ」が残り大多数。
3-「よしっ!やってやるぞ!」って言う人はほとんどいない。


しかし。
自己紹介の場があるってことは素晴らしいことなんだ!


なぜか。

(さらに…)