こんにちは、スピーチトレーナー高津和彦(こうずかずひこ)です。
今回は、あるパーティに参加して感じたことからの問題提起です。
私の知人Aさんが、永年、視覚障害者の支援に功績があったということで表彰を受けた。
彼自身も目が見えないのだが、地域の障害者協会の会長として、会員たちのサポートを精力的に行ったり、創作落語に挑戦したり、たいへん明るくて前向きな人。
実は彼は僕の落語の弟子で、その関係で親しくお付き合いしている。
で、その祝賀パーティ。
参加者は、Aさんと何らかの関係がある人たち。
国会議員からヘルパーさん、弁護士の先生など多士済々だ。
僕にとっても、Aさんを介して知り合った方たちが多く参加されている。
その中に、久しぶりの顔を見つけて話がはずむ。
祝宴の開始になって、ふとAさんの席を見るとポツンと一人、Aさんが座っている。
えっ!?
今日の主役なのに。