子供っぽい話し方から脱却

こんにちは、スピーチトレーナー高津和彦(こうずかずひこ)です。

ベストスピーカー/ベストプレゼン受講生から、よく聞かれること、
「私、話し方が幼稚だって言われるんですが、なぜなんでしょう?」

今回はこれに対する分析をします。キャリアアップを目指す皆さん、ぜひ参考にして下さい。

 


セミナーの受講者で、子供っぽい話し方をする人が結構いる
特に、学生や女性に多く見られる。


先日のセミナーでも、受講生が自己紹介で、開口一番ソプラノの通る声で、
「わたしは、内科医をぉ、していますぅ」

かわいい。
学生みたい、でもそんなにも若くはないぞ。
幼稚園の先生ならいいけど、医師という感じじゃないな。


声はこれほど一瞬にして、第一印象を相手に発信してしまうのだ。


会議でここ一番の発言する、役員面接を受ける、入札コンペに臨む、
そんな時、幼稚な声で話したらどうだろう?
説得力ある落ち着いた声こそが、ビジネスキャリアでは非常に要求される。


では、なぜ幼稚に聞こえるか

いくつかの原因がある。


1-声のトーン。
「声が高い」。キンキンした声と言ってもいいくらいの。


2-話の始め方。
「なので」、「えっとぉ」、「えーと」で文を始める。


3-語尾上げ。
「~をぉ」、「~でぇ」など、文節ごと助詞が伸びて、その語尾が上がる。


4-母音伸ばし。
文末、「ますぅ」「ですぅ」と母音が長く伸びる。


5-文節の切り方。
文中、名詞で文が切れて、間(マ)が空き、そのあと「が」や「を」や「で」などの助詞を取って付けて文を続ける。

例えば、本来なら
「今年の売上は、昨年対比30%の増加で、今後の方向としては~」
と言うところを、
「今年の売上、・・・(間)、は昨年対比30%の増加、・・・(間)、で今後の方向としては~」

 

解決法

ビデオに撮って客観的に分析し、直そうと「意識する」こと。
えーっ?それだけと思うかもしれない。
が、まず自己認識が最重要
自分自身で実感でなければ直すことはできない。

短期間に効果的に直したい人はベストスピーカーに来て、チェックを受けながら
実地トレーニングをして下さいね。

 

【関連サイト】
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