こんにちは、スピーチトレーナー高津和彦(こうずかずひこ)です。
受講生から質疑応答に関連した意義深い報告を頂きました。
質疑応答に悩む皆さんにとって、非常に勇気づけられ、かつ役立つ内容です。
参考になるので、その内容をお話します。
大阪近郊の市役所に勤務しておられるAさん。
市議会での質疑応答で回答する任務を言い渡された。
Aさんは、都市計画のセクションに着任してまだ日も浅い。
対して、経験豊富な市議らの鋭い質問が予想される。
で、その質疑応答対策として、ベストプレゼン個人レッスンを受講された。
そして先日、結果報告のメールを頂いた。
===== 抜粋引用 =====
X月XX日は連日のレッスン後のお疲れのところ、夕刻よりご指導頂きまして、
誠にありがとうございました。
おかげさまで、本日の議会答弁は無事に終えることができました。
市長からは終了後、あなたの答弁は良かったと直接声をかけてもらいました。
担当部長からも、良かった、安定していた、華々しいデビューだったと。
また、他部署の関係者からも、大活躍でしたねとの声をもらいました。
多くの質問があり、答弁者全員の中で一番多く回答しました。
自分では質問の意味が分からないものや、手元にある細かい数値を探せずに、
まずいと思った場面もありましたが、先生のご指導のおかげで、落ち着いて
乗り切ることができました。
自分でも及第点だったと思っています。
それは、先生のレッスンで次のことを学べたからです。
1-相手から絶対に目をそらさない。
→ 実は議員も緊張していたり、質問するだけで満足の議員もいて、私は
異動して間もないのですが、自分の方が内容に詳しいと感じたため
優位に立とうと意識しました。
高津先生の方が模擬質問の方がはるかに迫力がありましたよ!
2-言葉癖をなくす
→ え~を言わないように、子音、母音、語尾に注意を払うことを意識できました。
3-自信をもって答弁する。
→ これが一番大事でした。先生とのヒアリングと実践を通じて、
自信をつけて頂くトレーニングでした。
以上、簡単ですが、取り急ぎ、お礼のメールをお送りさせていただきました。
また機会がありましたら、ぜひご指導くださいますようお願い申し上げます。
===== 引用ここまで =====
すばらしい!
僕の指導を自分自身で明確化し、そして本番で実践できることが。
質疑応答での最重要点をきっちり抑えている。
まわりの人たちの評価は当然のことと言える。
僕が心から称賛したいのは、
1-自分で胸を張って報告してくれた(ほど自分でも満足できる結果だった)、その気。
2-僕の教えをこれほどきっちり項目化してまとめた(で、それを実行した)、その技術。
よっぽど嬉しかったのでしょう、これだけの内容を書いてくれるということは。
生涯の大きな自信になる。
あの時、乗り越えたんだという。
「気」と「技術」、100点!
何も言うことない。
皆さん、質疑応答に臨む時、ぜひ生かしてください。
必ず、結果はついてきます。