日英の言語分析

こんにちは、スピーチトレーナー高津和彦(こうずかずひこ)です。

今回は日英の言語、言葉の持つ意味への共通観について少し楽しく考察しました。

 


僕自身はめったに使わないが、中高生などで盛んに使われている言葉。
いや、もはや若者だけではなく、全世代にわたり市民権を得ている言葉。
それは。

「やばい!」


元々は、危ないとか恐ろしいと言う意味だった。
つまりネガティブな方向への強意であったのだ。

それが、「すごい」という形容詞的使用が広がってきて、
やばい、うまい!のように使われてきて、
今やポジティブ方向への強意が主流になってきている。

それが言葉の変化と言うものだ。

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“通じる”話し方

こんにちは、スピーチトレーナー高津和彦(こうずかずひこ)です。

先日アメリカから25年ぶりに友人の訪問を受けた。その時に感じたことを。

 


まだサラリーマンだった青年時代、仕事やプライベートでよく海外に行ったものだ。アメリカ出張の折、日本を飛び出しニューヨークで頑張っている友人を訪ねたりした。
そんな時、久しぶりの再会で、友人がホームパーティで歓迎してくれた。

そこで出会ったニュージャージーに住む東京出身のAさん。
NY在住の日本人を対象に保険代理店を経営している。
物静かだが、一国一城の主だけに気骨ある男性。
その場で親しくなる。


その後、お互い忙しくてやりとりが途絶えていた。
が、先日、突然の電話。
リタイア後の家探しにアメリカから帰ってきているという。
即、会おうということになって、オフィスに招く。


Aさんは2年後の引退を見据え、年間で日本4割、ハワイ4割、ニュージャージー2割で暮らすという計画を話してくれた。

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相手を”くぎ付け”にするプレゼン

こんにちは、スピーチトレーナー高津和彦(こうずかずひこ)です。

以前、ベストプレゼン/ベストススピーカーセミナーを数度、受講して下さった方で、今でも記憶に残るプレゼンターがいます。
引き付けるプレゼンを目指す皆さんの参考になると思うのでご紹介します。

 


IT関係の会社で営業をするAさん。
若干20代で「これからの営業マンはプレゼン力、スピーチ力が必要だ」と、ベストスピーカー/ベストプレゼンを4回受講された。


2回目のプレゼン講座。
自社/自分のミニプレゼンのトレーニングで、1回目の講座の時は自社について話された。

僕は、2回目も同じ内容ではつまらないと思って。
「あなたがベストスピーカーの営業マンだと想定して。企業にこのプレゼン講座を提案する、これでやってみよう」と言った。
 

彼のプレゼン。
さすがに2回目の余裕。

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「質問」は「考える」の原点

こんにちは、スピーチトレーナー高津和彦(こうずかずひこ)です。

ベストスピーカー/ベストプレゼンでセミナーをしていて、常に感じること、
そして常に指導する重要点についてついてお話しします。

 


いつも教えていて、「はい、ここまでで何か質問は?」と言うと、
シーン。
沈黙。


ほとんどの場合、何も返ってこない。
こんな経験、あるでしょ?

このシラけた状況。

これで、前に立って頭真っ白になってしまうという人も多くいる。
この対処法、もちろんあります!


が、今日はそれを話すのではない。

今回は質問をすることの重要性を提起したい。

 

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「どう話すか」であなたは決まる

こんにちは、スピーチトレーナー高津和彦(こうずかずひこ)です。

ここ数年、ベストスピーカー定期セミナー以外に、個人レッスンの受講も増加傾向です。
そんな先日、あるレッスンの出来事から確信した、話し方の真髄について話します。

 


セミナーやレッスンでは、どう言えばもっと印象強く相手に伝わるかを、受講生自身がスピーチした後、全くそのスピーチと同じ内容で僕自身が話す。
その事実を基に、僕が勝手に組み替え、強調し、アレンジし、言い換えて話すわけだ。

つまり受講生の話した内容で、その場で即座に見本を見せる。


「何で一回聞いただけで、そんなに話せるんですか!先生?」
「実際、開発した本人の僕が言うより、ほんとにすごくインパクトあります!」


こんなふうに、僕の話をみんな、「すごいっ!」て言ってくれる。
実際には、それを話してくれた人がすごいのだけど。

 

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