“気”をパッと出す意味

こんにちは、スピーチトレーナー高津和彦(こうずかずひこ)です。

今回は「気の実践」についての話をします。

 



僕はベストスピーカー/ベストプレゼン講座に来られた生徒さんに、
即、パッと拍手をすることを期待する。
もちろん、どんなパフォーマンスにでも、やみくもにということではなく。
当然、良いパフォーマンスに対してでありますが。

それは受講生同士だけでなく、講師の僕のパフォーマンスに対してもです。

なぜか。

1- だいたい、元々まず、みんな拍手をする気がない。誰に対しても。
2- 心からいいなぁと思わない。何に対しても。
3- 良いと思ったとしても拍手ができない。
4- 拍手をしようと思っても、自ら拍手をして目立つのが怖い。
5- 1人だけ、ボッチで拍手するのが怖い。


こんな様々な心理状態を乗り越え、ベストスピーカーでは即座に素直に拍手できる勇気を育んでいきます。
それが、どこでも人前でパッと話せる勇気に通じるからです。

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今日の話はこれがイントロ。

で。

ある日の個人レッスン。
このあと受講生のAさんは「夜は飲み会だ」という。
いいねぇ!

よくよく聞いてみるとなんと他社の懇親会。
初めての参加。

えっ!他社の?
誰も出席者は知らないのに?


さらに聞くと、
初めての会社に営業に行って、担当の部長といろいろ話をして、別れ間際に
「今度、会社の懇親会があるからお前も参加しろ!」
って言われたという。


いいじゃないですか!

初対面で「こいつをウチの飲み会に呼ぼう!」って担当者に思われるなんて。
他社の人間を、自社の懇親会に呼ぼうという。


Aさんの、パッと素直に出す人間性と積極性が、
「こいつが飲み会に来たら楽しい!」とその部長に思わせたんだ。
すばらしい!


みなさん、こういうことはあなたに起こり得ますか?
呼んでもらえて、楽しいと思ってもらえますか?

飲み会でなくても。
男女、関係なく。
ナンパでなく。
(あ、ナンパも許すか?笑)

「これからちょっと食事行きませんか?」って言える、気がある?
「食事に行きたいなぁ、私に言ってくださいよ!」って誘う気がある?


つまり。
あなたは、その"気"をパッと、スッと、出しているか?
それは一歩前に、気で、出るのと同じ。
即、パッと拍手をするのと。
人前でパッと話をするのと。

がんばってください!

そうすると、これまでになかった楽しい時間が待っています。

 

 

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