“感動を呼べる話し方”体質とは

こんにちは、スピーチトレーナー高津和彦(こうずかずひこ)です。

今回は皆さんへの提言。最近の授業での気付きをお話しします。

 


ベストスピーカーの授業で、「即興スピーチ」というプログラムがある。
その場でスピーチのお題を決め、そのテーマで即、話すというもの。

数度行う中で、「聞き手の拍手の大きさで出来栄えを現す」スピーチ評価セッションも行う。
スピーチ後に「ハイ、Aさんの評価!」と声を掛けて、ほかの聞いていた人が、良かった程度に合わせて拍手で表す。
自分の出来栄えを聴衆に判断してもらい、本番力を養うのだ。


先日の授業でもスピーチ評価を行った。
その中ですごく頑張ったAさん。
みんなの拍手も大きかった。


しかし、その時、僕はあることに気づいた。

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人から「上手」と言われる法則

こんにちは、スピーチトレーナー高津和彦(こうずかずひこ)です。

人から「上手」と言われる法則に気付きました。それについてお話します。
 


先日、大阪府岬町のある町会からの依頼で落語を演じた。
持ち時間30分で、僕の得意ネタ「代書屋」をゆっくり演じることができた。

実は去年、別の町会でやったのが好評で、再度のオファー。
評価をもらえるのは大変嬉しいし、ありがたいことだ。
今回も皆さんに大いに笑っていただいた。


で、そこでの気づき。

それはこの落語公演についてではなく。
その後にお招きを受けたカラオケでの話。
 

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「伝わる」スピーチ手法

こんにちは、スピーチトレーナー高津和彦(こうずかずひこ)です。

人前で話す機会が増えてきた、そんな時に役立つ「伝わる」スピーチ手法ついて今回はお話します。
 


ベストスピーカー/ベストプレゼンセミナーでしばしば言われる問題点。

「伝わらない」
「何を言いたいかわからないと言われる」


これに対する、一つの対策トレーニングとして、「短文化」がある。
"短い文化"じゃない。文を"短く"すること。


授業の中では、あるレセプションでの実際の開会挨拶を文に起こして、
それを一人の受講生に読んでもらう。

例えば、こんな感じの。
「え~、この度は御社が会員数1万人突破という素晴らしいを業績を達成
されましたことを心からお喜び申し上げるとともに、これまでのご苦労に対し
敬意を表しお祝いを申し上げさせていただきたいというふうに思う次第でございます」

よくあるでしょう? 
いったい「この文章はいつ終わる?」というような挨拶。


その後に、同じ人に、今度は文を短く切って読んでもらう。
その時、"一文読んだら「いち、に」と心の中で数えて、次の文を読む"というやり方で言う。
 

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“前に出る行動”がもたらすもの

こんにちは、スピーチトレーナー高津和彦(こうずかずひこ)です。

行動力の重要性について感じさせるエピソードがありました。
今回はその話を。
 


先日、突然かかりつけの歯科医院の女医先生からメールが入った。
今度、母校で講演をするので話し方を教えてほしいと。

実はこの女医先生は僕の担当医ではない。
でも僕の担当医から聞いて、僕がスピーチトレーナーということは先刻ご承知。

彼女は日頃から好奇心旺盛の即行動の人。
だから深い面識もないのに、こんなふうにパッと思いついて行動に移せる。

すばらしい!

もちろん、僕はすぐさま電話をかけて、スピーチ指導の概要を説明をした。
そして次回の診療時に拙著を持っていくことを約束した。
 

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