こんにちは、スピーチトレーナー高津和彦(こうずかずひこ)です。
今回は「聞かせる気」の考察です。
先日、ある出版記念パーティに出席した。
乾杯の発声で。
私の知人のAさんが登壇した。
それまでのスピーチが長かったので、すでに皆さん、お疲れ。
まず司会進行役の女性が、
「続きまして、乾杯の発声はA様、よろしくお願いします」と紹介。
一方、会場はざわざわ。静まらない。
プロの司会じゃないので場を制するということまではできない。
Aさん、仕方なくざわざわの中で話し始める。
誰も聞いていない。
ここで少し分析。