表情であなたの好印象を作る

こんにちは、スピーチトレーナー高津和彦(こうずかずひこ)です。

今回は、前々回で話した「イイ顔」についての続編です。

 


ひと月ほど前のメルマガで、ベストスピーカーセミナーでの"自撮り”指導の
話をした。
人前で話す時に、いかに"良い表情が大切か"ということを理解してもらうために。


すなわち、表情一つで、伝わり方が全く変わってくるから。
 

​いくら美男美女でも、"能面"顔は、聞き手の拒絶を生むのだ。
「冷たい」と言われて。

そしてその時、ウチのスタッフのAさんのエピソードも紹介した。


すなわち;
集合写真の時こそ、ステキな顔をするべき。なぜなら自分以外の
知らない人たちもそれを見る。"写真の自分"の印象が勝手に広まる。」
「あなたの嫌な顔であれば、その顔がバラまかれるのだ」
「逆にあなたの好きな顔なら、すばらしいあなたのPRになる」


この説、なかなか説得力あるから僕も賛同し、その後の"自撮り”レッスンの
中で受講生によく披露する。

すると受講生たちの反応。
「えー!そっか、そこに写ってる人がみんな見るよね」
「言われてみりゃ、変に写ってもその写真から、自分を取り除けないし」
「そういえば、披露宴パーティの全体写真で、カッコいい人を見て『この人、誰?』って聞くわね~」

みんな、集合写真で"変な自分"または"ステキな自分"が他人に見られることなんて、考えてもみなかったことに気付く。

 

先日のセミナーで。
なぜか参加者に、学校の先生やセミナー講師が多かったので、
「先生全員の集合写真で、生徒たちに『これ、僕の担任だよ!』って自慢される?
『へぇーこの先生の授業を受けたいな~』って言われてますか?」
と質問した。


みんな、意表を突かれたような表情。
そんなこと、これまで考えもしなかったんだ。


そこで、"自撮り”レッスンの意義を説明。
みんなに見せるということが大事なんだ。
見せたい!良いだろ?という気持ち。
みんな自分で自信が持てる表情が撮れたら、ほらっ見て!って他人に見せらる。

その説明の後、自撮りすると、ステキな表情が出るようになる。
"撮影会”が盛り上がったことは言うまでもない。


「帰って、この写真、妻に見せます」という人も出てくるくらい。
きっと子供たちも「今日のパパはカッコいい」と言うだろう。


みなさん、ステキな表情で、あなたの好印象を作っていこう。
そして、瞬間で人を引き付けるベストスピーカーを目指そう!
 

 

【関連サイト】
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