誰も分からなかった「伝わらない」の原因

こんにちは、スピーチトレーナー高津和彦(こうずかずひこ)です。

声も良い、内容も良い。なのに「伝わらない」「感動を呼ばない」。
何が問題なんでしょう? 
今回はその"大変重要なひとつ"について話します。


 

「伝わらない」

みんな、よく言う。

 

ちゃんと声が出てるのに。
内容も深いのに。

でも、
聞いてもらえない。
喜ばれない。
拍手が出ない。

気が付いていない項目をひとつ  ― 大変重要なひとつ。

それは「表情」

先日、ベストスピーカー受講者の「あっ、そうだったのか~!」
という声があったから、思いを強くした。

 

「無表情」「乏表情」「貧表情」だと、

言いたいのか、言いたくないのか、
やりたいのか、やりたくないのか。
ノッテんだか、死んでんだか。

聞いてる方は判断が付かない。
見ていて。
すべて、この「表情」が無いことに依る。

 

まず「無表情」と言われる要素。
物理的に説明する。次の2つの要素に尽きる。

1-顔のパーツの筋肉が弛緩している
2-表情筋に動きがない


もし頬と鼻の間にある縦のライン「法令線」がちらちら出たら、
それは「有表情」と考えていい。
極論、眉間のしわでもいい。
これらの要素、合格!

 

2分間話して一度も法令線が出ない人。
失格。
心を打たない。何を話しても。


では、合格するための"起爆剤"は?

「あなたの心」です。

いいでしょ? 
すごいだろ? 
楽しいでしょ? 
何でだ?! 
やろうよ! 

これらの、平静よりちょっと「強い気」が出て、「強い言葉」になった時に、
人は「有表情」になります。

そしてそれが、人を引き込む。

やってみよう!