「人前で話す技術」上達法

こんにちは、スピーチトレーナー高津和彦(こうずかずひこ)です。

ベストスピーカー/ベストプレゼンに来られる皆さんは、人前で話すスピーチスキルを獲得したいと言われます。その最短の上達法について今回はお話します。

 


ベストスピーカー/ベストプレゼンの受講者について一様に言えること。
それは「パッとその気になれない」ということ。

そもそも、みんな、技術を高めれば話せると思っている。
何でも何処でも誰とでも話せると考える。
技術さえ磨けばどうでもできると思っている。
もちろん僕は技術は教えます。

しかし、それだけですむことじゃないのだ。
 

人前で話すということには2つの要素がある。
  1-話そうという気
  2-話す技術


ここで大事なのは、まず「話そうという気」があるということなんだ。
いくら技術を磨いても、"気"が無ければ意味がない。

そして、すぐその気になれるということ。
「パッとやれる」こと。


例えば俳優、歌手。
人前に出る彼らはパッとその気になれて、スッとすぐ行動に移せる。
簡単に。
それが彼らの魅力。プロの証し。


先日のベストプレゼン講座で、海外の学会にも出席していて、将来は国際学会で発表も考えているという医師が参加された。
それでランチ時、「英語でしゃべってみて」と言うと、「無理、無理!」と言う。

こちらから英語で話しかけても、どうしても意地でも話さない。
なんで?
英語で話す。簡単なことじゃないか?

例えば、
Me, speak English, difficult. I don't know.
Why?
I will study. Start tomorrow.
No, today.

これくらい、すぐ言えるでしょ?
中学1年で習ったでしょ?
これ、話す技術が必要ですか?
それ以前の問題でしょう。


なぜ言えないか。

言えないんじゃない、言わないんだ。
そうなんだ。その気なれないんだ。
パッと自分で乗れないその体質のせいで。


解決策。それは、
"話す敷居を低くする"ことなんだ。

何処でも誰とでもパッと話せる、その「気」。
そして成功した「経験」。
そこからくる「自信」。

それらが身についたら、話す技術なんてものはスッと簡単に身につきます。

"瞬間でその気になれる自分"を作ろう!

 

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