引き付けるスピーチ/プレゼンに不可欠の要素

こんにちは、スピーチトレーナー高津和彦(こうずかずひこ)です。

ベストスピーカー/ベストプレゼンのセミナーで教えていて感じることですが、生徒さんから逆に教えられることが多々あります。
今回はそれについて話します。

 


僕は話し方を教えるプロではある。
が、授業中、受講生から気づかされることがほんとうによくある。


先日も、「複数同時スピーチトレーニング」の時に。

このトレーニングは、一斉に複数の人が同時にスピーチして、それを聞く側の人たちがそれぞれのスピーカーを拍手で評価するというもの。
話す側が、他のメンバーから突出しないと、聞く側にスピーカーとしてアピールできない。


いかに真剣に自分の話を相手に伝えたかが、スピーチ後の拍手の評価によって如実に分かる。


その中で。

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日々のトレーニングはウソをつかない

こんにちは、スピーチトレーナー高津和彦(こうずかずひこ)です。
ベストスピーカー修了生から、先日すばらしい報告を頂きました。
たいへん教訓的示唆に富むものなので紹介します。

 


====== 引用 ======

高津先生

一年以上前に先生にマンツーマンでトレーニングを受けたAです。
先月、姪の結婚披露宴で乾杯のスピーチをしました。
国際結婚だったので、日本語と英語で交互にそれぞれ2分程度、合わせて5分程度の話をしました。


披露宴が終わって、会場の外で新郎新婦とのあいさつが終わって、帰ろうとした時です。
新婦の何人かの友達から、「乾杯のスピーチとても感動しました」と言われました。
 

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「伝わらない」のメカニズム

こんにちは、スピーチトレーナー高津和彦(こうずかずひこ)です。
受講生の皆さんから「どうしたら伝わるんでしょう?」とよく聞かれます。
そこで今回はそのメカニズムについてお話します。

 



なぜ、「伝わらない」か?


たくさんの要因はある。
例えば、
1-声が小さい
2-滑舌が悪い
3-声に変化がない
4-表情が悪く聞く気にさせない
などなど。

でもやはり最大の要因は、
「文の内容が複雑で、聞いて把握できない」こと。

そして、その原因。
それは、

自分で複雑にしている」のだ。


例を上げよう。

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「流暢な話し方」を目指す?

こんにちは、スピーチトレーナー高津和彦(こうずかずひこ)です。

ベストスピーカー/ベストプレゼンの受講生から頻繁に聞くこと。
「『流暢』に話せるようになりたいんです」。
今回はこれについて考察します。

 


自分のなりたい姿。
それは「流暢に話せること」と言う人が結構いる。

スラスラ話したい。
スムーズに話したい。
淀みなく話したい。

これらみんな、流暢と同じイメージだ。


確かに「立て板に水」という言葉もある。

しかしこれは僕は絶対に奨めない。
これを目標にしてはいけない。

 

なぜか?

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「話が拡がっていく」人になるには

こんにちは、スピーチトレーナー高津和彦(こうずかずひこ)です。

先日、ある出版記念パーティに出席して得た発想を、今回はお話しましょう。

 


僕の友人(=著者)の出版記念パーティで、彼の講演を聞いた。

講演中、彼はみんなに問う。
"ありがとう"の反対語は何ですか?」


とっさに思いついたのは、
「ありがたくない」「有難迷惑」
名答?迷答?


彼の回答は?

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