「伝わらない」分析 -1

こんにちは、スピーチトレーナー高津和彦(こうずかずひこ)です。
皆さんがよく言われる「伝わらない」現象について、2回にわたって分析しましょう。
 


ベストスピーカーセミナーに来られる皆さんの問題点として「伝わらない」がある。
これ自体は曖昧な言葉だ。

実際どういうことなのか?
それは、自分が何かを言った時、「期待した反応が相手から返ってこない」ということだ。


簡単な例として、「がんばる!」と言った時。

相手から、
「私もがんばる!」と返ってくれば"伝わっている"、
「ふ~ん、そう。」なら"伝わっていない"。

たとえば、「私はいやだよ」。
これは反発されてはいるが、自分の意志は確実に相手に伝わっている。
ただ相手が、負の反応をしたということ。それはしようがない。


では、なぜ「伝わらない」のか。

 

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トップに立つ、リーダーの役目

こんにちは、スピーチトレーナー高津和彦(こうずかずひこ)です。

先日の大阪のベストスピーカーセミナーで、僕の心を刺激する話が飛び出しました。


ベストスピーカーでの雑談タイムで、みんなを「へぇ~」と言わせた人がいた。
その男性はだんじり祭りで有名な大阪・泉州に生まれ育った人。
 

同じ大阪にいて僕も全く知らなかったが、泉州では年間の生活が秋の祭り中心で
進んでいる。それはオフシーズンから。
男連中は「寄り合い」と称して、4月頃から仕事のあと毎日集まる。
嫁はそれを文句も言わず(実は言ってるが~)、旦那を見送る(ことになる)。

何をするかというと、昨年のだんじり祭りの録画ビデオを繰り返し見て、
講評しあうというのだ!!
何を?何回も?何のために?
その疑問に対する解答はそれぞれにあったのだが・・・。


しかし。
僕が注目したのは、実地予行練習でだんじりの山車の代わりに、トラックを引っ張るという話。
 

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誰も分からなかった「伝わらない」の原因

こんにちは、スピーチトレーナー高津和彦(こうずかずひこ)です。

声も良い、内容も良い。なのに「伝わらない」「感動を呼ばない」。
何が問題なんでしょう? 
今回はその"大変重要なひとつ"について話します。


 

「伝わらない」

みんな、よく言う。

 

ちゃんと声が出てるのに。
内容も深いのに。

でも、
聞いてもらえない。
喜ばれない。
拍手が出ない。

気が付いていない項目をひとつ  ― 大変重要なひとつ。

それは「表情」

先日、ベストスピーカー受講者の「あっ、そうだったのか~!」
という声があったから、思いを強くした。

 

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「ノリの良さ」が大事

こんにちは、スピーチトレーナー高津和彦(こうずかずひこ)です。

しばしば、就職面接に関する特別講演を依頼され、大学に伺うことがあります。
今回はそこから感じた事をお話しします。

 


 

僕は、ベストスピーカー/ベストプレゼンの講座において、「1回の受講で結果を出します」とうたっている。

だから毎回、一期一会の気持ちで、
 1-可能な限り短時間で心を開いてもらい、
 2-納得してもらい、そこへ
 3-技術の指導を注ぎ込む、

ということを日々行っている。

そもそも「話す」ということは、心が開かれないと、
いくら技術を習得しても実生活で役立たない。
だからスピーチやプレゼンを指導している中で「気」(=心)の持つ要素が大であるということをいつも言っている。

もっと厳密に言うと「ノリの良さ」だ。

 

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