伝わるプレゼンテーション考―NHK「漫才先生」を見て

こんにちは、スピーチトレーナー高津和彦(こうずかずひこ)です。
最近、TV番組で面白いアプローチの番組を見ました。

プレゼンの際の参考になるので、その所感をお話します。



先日、NHK-Eテレ「漫才先生~ビジネス◯◯基礎講座」を見た。
講師は実力派お笑いコンビの"サンドウィッチマン"。

その彼らが自分たちの芸を研鑽する中で得た貴重な経験から、プレゼンテーション手法について大手食品会社で講義する内容。
受講者は仕事で日々プレゼンを行っている社員たち数十名。

 

まず最初に受講者の一人が、実際、クライアントに行っているプレゼンテーションを行っているビデオを見る。その映像を見て"サンドウィッチマン"が批評する。
(おっ、ウチのセミナーのプログラムみたいだぞ)

そこで"サンドウィッチマン"が指摘したこと。
 

「本題に早く行こう」

 

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拍手で終わる質疑応答

こんにちは、スピーチトレーナー高津和彦(こうずかずひこ)です。
先日、電鉄大手の関連会社の皆さんに対し講演を行いました。
プレゼンやスピーチで人前で話す時の参考になるので、この講演への所感をお話します。
 


先日「コミュニケーション力は会社の力」と題して、関西のある大手電鉄系会社で90分講演をした。
聴衆はトップ層を含め、大部分は技術系の人たち約200名。

壇上に立った時、会場全体にまじめな空気が漂い
「温めるのには手ごわいぞ」という感じだった。

案の定、なかなか話に乗らない。
「ノリ悪いなぁ、そんなことで電車に乗れるの?!」って言っても、大半がシラ~、よくてもクスクス止まり。
後ろの方では下を向いたりしている人もいる。


負けられない。
"こっちを見ろ!"パワー 全開で、みんなに視線を投げ続けながら話をする。


その僕の「気」が徐々に会場に浸透していく。

最後、
「コミュニケーションこそが、あなたの職場を、会社を良くするっ!」
で、締めくくると大きな拍手が起こった。
が、ここで喜んではいられない。

質疑応答、これで決めなくては成功とは言えない。
 

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プレゼン、選ばれなければ意味がない

こんにちは、スピーチトレーナー高津和彦(こうずかずひこ)です。
先日の東京でのベストプレゼンセミナーでとてもいい発言をされた方がいました。今回はその話を。

 



先日、東京開催のベストプレゼンセミナーに、関西から朝一番の飛行機で来られた人がいた。
やはり意気込みが違う。

「誰かこの文を読んでください」っていうと、スッと手を挙げて読んでくれる。
「さぁ、プレゼン、1人1人やってもらおう、誰から?」っていうとスッと1番に出てくる。

それが人を出し抜いてっていう嫌味じゃなくってイイ感じでサッと行動に移される。


そして、最後の自己プレゼン、ビデオ撮影で彼女が言った言葉は:

「先生のメルマガに、
プレゼンは選ばれなければ意味がない』と書かれてたのが心に響いてました」

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「大阪トップランナー」のプレゼン指導

こんにちは、スピーチトレーナー高津和彦(こうずかずひこ)です。
大阪市の依頼で、認定審査対策のプレゼンテーション指導を行いました。今回はその話を。

 


 

大阪市認定プロジェクトの一つに、
2013年からスタートした「大阪トップランナー育成事業」がある。
これは主に医療・介護・健康分野で、
新ビジネスの可能性がある製品・サービスの事業化を行う企業を支援するプロジェクト。


これまでのプレゼン指導は資料の作成・パワポの組み立てに重点を置いてきたため、
本番プレゼンが上手くいかなかったらしい。
やはりプレゼンのデリバリー能力を鍛えることが必須ということで、
急遽ベストスピーカーに白羽の矢が立ったのだ。
一人のプロジェクトスタッフが、僕の「達人のプレゼン」を読んで、
「ぜひ!」と言ってくださったのだ。 ありがたいことです。

 

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