気を伝える

こんにちは、スピーチトレーナー高津和彦(こうずかずひこ)です。

擬態語にまつわるエピソードから、今回は「気を伝える」ことを考察します。

 



ベストスピーカーのスタッフ、Aさん。
彼女は最近、肩が凝ると言って接骨院へ通っている。

その先生、まさに名医。マッサージをする時、ツボをドンぴしゃと当てる。
が、患者の方は、痛いツボをギューギュー押されるから自然に身体に力が入ってしまう。
でも患者さんの身体に力が入っていると効果が出ない。

そりゃそうだろう、揉みほぐそうとしているのに筋肉に力が入っちゃうんだから。
それに揉む方にとってもシンドイ。


そこで、その先生は常套句を発するのだが、
それが、

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“話の引き出し”を増やすのは・・・

こんにちは、スピーチトレーナー高津和彦(こうずかずひこ)です。

今回は、知的好奇心から"話の引き出し"が増えていく過程を高津流にお話します。

 


僕は探究心が旺盛なせいか、地名が「なぜそう名付けられたのか」
ということに常日頃、興味を持っている。

発端は「愛知」だった。
名古屋にベストスピーカー講座で教えに行っていることから、ずっとそう思っていた。
なぜって、「愛知」、知ることを愛するなんて、地名にしては美し過ぎる名前ではないか。
きっと人為的に付けたに違いない。

 

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「伝わる英語」の獲得法

こんにちは、スピーチトレーナー高津和彦(こうずかずひこ)です。

今回は、世界のベストスピーカーを目指してほしい皆さんに対してのメッセージです。

 


NHKでビジネス英会話をやっている。
結論から言うと、全くこれは役に立ちません。


その理由:

1-"いつも白人が上司"という設定

日本人は常に部下。
白人からいつも命令されるのが潜在意識として植えつけられていく。
対等に話せないというイメージが、もうそこに表れている。
日本人が上司で、白人が部下という設定があっただろうか?

また(多民族の中で)みんなの共通語である英語で、日本人同士も話す。
そんなシーンがあっただろうか?
多様な人たちが議論する中では、同国人同士でも英語で話す、これが世界での英会話の一般的情景なのです。

 

相手に、気持ちがひれ伏して、言葉はしゃべるものではない。
例えば、白洲次郎はイギリス仕込みの英語で主張すべきところは頑強に主張し、GHQ要人をして「従順ならざる唯一の日本人」と言わしめた。
そして尊敬されていたではないか。

欧米人に対して、ちょっと表現はきついが"心情的奴隷状態"の人たちが制作している。
それが番組の会話の端々に出てくる。

 

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あなたの本気が、あなたを変える

こんにちは、スピーチトレーナー高津和彦(こうずかずひこ)です。

先日のベストスピーカー修了生からすばらしい結果報告を頂きました。
たいへん感動的エピソードなのでご紹介します。

 


日曜開催の東京セミナーを明日に控えた土曜の夕方、
ベストスピーカーオフィスに問合せ電話がかかってきた。

電話を受けたスタッフに対して。

「月曜日に大事なプレゼンがあり、経営陣にプロジェクトの進捗を説明しなけりゃならない。明日、受講したい。」と。
さらに、本番対策の個人レッスンもセミナー後に引き続き受講して、完璧を期したいとの希望。

話している声が弱い。
自信なさそう。
大丈夫じゃなさそう。


カリキュラムの説明を受けて「では、行きます!」となって。
聞くと、その人、在関西で、
大阪での講座だと勘違いしていていることが判明。

 

「でもやっぱり行きます!

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やろうと思った時がスタート地点

こんにちは、スピーチトレーナー高津和彦(こうずかずひこ)です。

今回は、受講生から聞いた興味深いエピソードを紹介します。

 


僕が大阪府中小企業家同友会のメンバーだった時の仲間のAさん。もちろん経営者。
同業者組合の地域部長に推挙されたのを機に、先日ベストスピーカーセミナーに参加された。
何百人のメンバーの組合だ!

御年65。
身長180cm。
貫禄十分。
声も大きい。
表情も良い。

アガることは、同友会で発表してきただけあって、無い。
スピーチをすれば押しもきく。

 

「一体、この上、何を勉強したいの?」

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